今回は日焼け止めの話。
私は夏が好きで、日焼けを過剰に防ぐことはしません。
外での作業や海に行く時には帽子、サングラス、しっかりと日焼け止めを塗る、程度。
そんな日焼けにズボラな私でも、日焼け止めにはこだわりありです。
もちろん化学成分の入ったものは頭から選ばないのですが、いまいち使用感に
納得が行かずに毎シーズン新しいものを試している状況です。
そんな私が今シーズン見つけたものがALL GOODの日焼け止めです。
まず缶に入ったコンパクトな見た目に惹かれ、つけ心地の良さが決めてでした。
固めのテクスチャーが肌に馴染むとしっとりとしていながらもベタつかないのです。
ALL GOODはアメリカ、カリフォルニアのブランドで、ナチュラルな成分のみで作られています。
さらに、サンゴ(もちろん海の生き物全てに)に悪影響の成分が入っていない、
リーフフレンドリー!なアイテムです。
ハワイでは、サンゴを守るために2021年1月1日から、
Oxybenzone(オキシベンゾン)とOctinoxate(オクチノキサート)という
二つの成分が使用された日焼け止めの製造、流通を医師の処方がない限り、法律で禁止されます。
素晴らしいこと!
オキシベンゾン、オクチノキサートは、「紫外線吸収剤」に含まれます。
オクチノキサートは日本ではメトキシケイヒ酸エチルヘキシルという化粧品表示名です。
最近では、完全オーガニックなものでなくとも紫外線吸収剤不使用の代わりに、
紫外線散乱剤を使用したものも増えていますね。
この場で成分のことを細かくあげることは避けますが、
自分が使うものが環境や自分自身にどのような影響を与えるのか。
消費者が少し賢くなって、消費行動をしていくことが必要なのだと思います。
ものを選ぶ時に、自分が心地よいかどうかを一つの指針にすることが良いと
私は考えていますが、それは頭でっかちにならずに自分の純粋な感覚で選ぶことが
ストレスのかからない方法だからです。
その判断をしていくのには、日頃の食生活を含め、暮らしで使用しているものが
ナチュラルであればあるほど、元々備わっているセンサーが活躍してくれるものです。
一つずつでも、何かを変えてみようと思ったところがスタートです。
楽しみながら、取り入れてみてはいかがでしょう。